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トピックス
百日咳について
百日咳菌による感染症で、咳の発作があり、長く高い音をたてて深く吸い込む息でおわります。咳をすると濃い痰が大量にでます。
2歳以下に最も多くまた、咳をする成人の一部は、百日咳に感染しています。
百日咳患者が咳をしたときの飛沫を吸い込みが感染します。感染から3週目以降は、感染性がなくなりますが症状は3段階で進みます。
1・カタル期
はじめの1〜2週間は軽い風邪のような症状がつづき、次第に咳が強くなります。
2・痙咳期
短い連続した咳がコンコンと5〜15回ぐらい発作的に続き、その後ヒイ−ヒイーと息を吸い込む発作を繰り返します。
この繰り返しは百日咳に特有であり、最後に粘稠な痰を出して発作はとまります。また上記の咳は夜間に増悪することが特徴であります。
新生児から乳児期早期にかけては特有の咳が見られず、突然無呼吸やチアノ−ゼであらわれることが多いので特に注意が必要です。
合併症を伴わない限り、回復期にはいります。
3・回復期
咳の程度も回数も次第に軽くなり、軽快していきますが、1年以内は感冒などに罹ると発作性の咳が認められます。数週間後には改善していきますが、数ヶ月と長引くこともあります。
2歳未満は症状が重く1歳未満の子供では1〜2%死亡すると言われています。
合併症としては以下のようなものがあります。
1・肺炎
最も多い合併症です。百日咳菌抗体によるものと、細菌の2次感染によるものとがあります。
2・脳症
新生児期から乳幼児期早期にかけてまれに脳症を合併することがあります。脳症では脳内鬱血や浮腫により脳内出血を生じ生命にかかわることがあります。脳症の後遺症として、てんかん、精神遅滞、性格の変化、痙性麻痺、視力障害などがあげられます。
3・その他
中耳炎、無気肺、気胸、脱肛、鼠径ヘルニアなどもあります。
診断方法としては、採血によりリンパ球増加を伴う白血球数の増加、培養による百日咳菌の証明、百日咳菌に対する抗体価の測定などです。
治療は抗生物質(マクロライド系)の使用します。
乳幼児や発熱を認める小児は入院加療を要することがあります。
咳止めは使用しないほうがよいでしょう。
更新日 2008年6月18日
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