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トピックス
副鼻腔炎について
顔面骨は鼻を取り囲むようにしていくつか骨の空洞があり、これを副鼻腔と呼んでいます。
副鼻腔の粘膜に炎症が起こると、そこで大量の粘液が作り出され、鼻汁として鼻腔から排出されます。副鼻腔はそれぞれ独立した部屋になっていて、特に鼻腔との境界が非常に狭い穴でつながっているため、軽度の炎症で腫れても穴がふさがってしまいます。
副鼻腔の粘膜が細菌やウィルスに感染したり、ハウスダストや花粉症などのアレルギーが原因で炎症を起こし、膿、粘液が排出されず副鼻腔にたまるのが副鼻腔炎です。
副鼻腔炎には急性と慢性の2つのがあります。
急性副鼻腔炎の症状は風邪に引き続いて起こりますが、慢性副鼻腔炎の原因は急性炎症の繰り返しや体質、アレルギー、鼻の粘膜が厚くなって詰まってしまう肥厚性鼻炎など様々です。
また虫歯の炎症が副鼻腔にまで及んだり、飛行機や潜水での副鼻腔の気圧調節がうまくいかないことが原因になる場合もあります。
急性副鼻腔炎の症状は風邪に続いて起こり、頭重感、頭痛、発熱や頭痛、鼻づまり、鼻汁などです。
意力散漫、記憶力減退といった症状も認めることもあり、仕事の能率が上がらなかったり、勉強に集中できないような場合があります。また、鼻汁が喉にまわり、咽喉の炎症や気管支炎が起こることもあります。
副鼻腔炎の治療は急性と慢性では少し違いますが、基本的には粘膜の腫れを取り、鼻汁を外に出して本来の鼻腔の機能を回復させることです。
急性期には抗生剤、消炎鎮痛剤、粘液溶解薬、抗アレルギー薬の内服や、炎症をおこしている粘膜へのネフライザーによる噴霧、抗生剤を副鼻注入するなどの方法があります。
慢性期では急性期とは違う種類の抗生剤(マクロライド系抗生剤)を少量長期的に服用することの有効性が明らかになっています。
以上の保存的治療を3〜6か月行っても症状が改善しないものが手術の対象になることもあります。
更新日 2008年3月7日
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